Column
Vol11: 今時の...
(今回も、超・軽いネタです。というか、子供用のネタ?)
最近、息子のなおくん(6才)が野球のまね事をするようになり、野球に興味を持ったようです。
ただ、ルールは全く分からずに、ただ私が投げたボールを打つだけ。
ストライクやボール、アウトやヒット、ホームランというのが何なのか?どうなるのか?など、
一切御構い無しといった状態。

それでも、私が入れた合いの手のような「ヒット!」や「アウト!」といった言葉には反応をして、
どういうことなのかを聞いてきます。
理解力の乏しい子供に、ボキャブラリーの乏しい私とでは、ちょっと回答に困りますね。

その悩みを一気に解消してくれるだろう救世主として、
なんと今時の野球盤実況パワフル野球盤』なるものを購入しました。
細かな製品情報製品のホームページに動画のCMもあるのでこちらを見ていただくとして、
今回ここでは、うぅぅんじゅ〜ねんぶりかでやった野球盤の感想を紹介してみたいと思います。
この野球盤、エポック社野球盤コナミ社の「実況パワフルプロ野球」というTVゲームとがコラボレーションをして出来た今時のハイテク野球盤です。

私が子供の頃に使っていたものといえば、守備もランナーもがぺらっぺらのプラスチックで、それを自分で穴に挿すタイプの野球盤だから、この中のどれかだったと思います。

その後に発売された、オートランナーやらスピードガンといった機能は知っていますが、私が持っていたものには付いていませんでしたからね。ドームの付いたものは、店頭で見たことはありますが、遊ぶことのまえに、実物を触ったことすらありませんよ。
さて話を戻して、この↑野球盤どこがすごいのかというと、
まず値段!当然、普通の野球盤よりも高いわけですが、TVゲームの「実況パワフルプロ野球」よりも高い!
メーカー小売希望価格で1000円!実売価格ではもっとかな?この野球盤の実売価格は6000円以上!普通の野球盤の倍程度だから、子供のためというよりも、半分は自分の趣味といった方が正しいでしょうな。(^_^;)

ただ、値段だけあって、機能は充実しています。
カウントが表示で、実況音声付!しかもファール、アウト、ヒット等、判定部分に入ったものは、実況音声と共に、自動的にカウントが更新されます。
(←画像をクリックすると、アウト時の動画が再生されます。
 閲覧にはMOVファイルを再生可能な環境、
 QuickTimePlayer等が必要です。<1474KB>)
その秘密、からくりが↓これ溝のような模様がありますよね。
ここに電気を流す球が入ることで、スイッチのような役割をして、各場所に対応をした音声が流れる仕組みなんだと思います。
そして、音声を流すと共に、カウントの表示を更新しているのでしょう。

基本的には、インクリメントする(1ずつ足す)回路が組まれていると思うのですが、2ストライクからファールを打っても2ストライクのままだったり、ランナーが出ると、効果音が変るなどの機能もあるので、単純なH/W回路だけではなくって、何がしかのS/Wが入っているかもしれませんね。

って、おもちゃ相手にこんなことを考えるのは、
ある種、技術職の『なのかもしれません。
ちなみに、実際に遊んでみると、こんな感じです。
(←画像をクリックすると、3アウト時の動画が再生されます。
 閲覧にはMOVファイルを再生可能な環境、
 QuickTimePlayer等が必要です。<1355KB>)

さて、これで子供と試合
子供相手でハンデは付けますが、基本的に私はいつも真剣勝負ですよ。
でないと、相手をしてもつまらないし、子供もやる気のない、つまらなさそうな親の態度って、何がしかの形で感じてしまうと思うので、私はいつでも何をするにしてもマジ勝負です。
たとえボロ勝ちをしない程度に、途中でおまけを入れたりしても、最後には、大人気なくとも、勝ちに行きます。
今回は、
・私は投げるタイミングを、「1,2の3」と教えてあげる。
・変化球と消える魔球は両者なし。

の2つだけあとは説明書にある野球盤の遊び方と同じ!

しかしてその結果は、、、、ボロ負けでした(T_T)
運が左右する部分が多すぎでした。でもこれって私的には、結構、真剣勝負が楽しめるかも!?
子供の興味がいつまで続くかにもよりますけどね。

あっ、そうそう、本来の目的である、子供に野球のルールを教えるっていうのは、やはり楽に出来ましたよ。
やはり、画面へ局所的に映し出すTVゲームと違って、常に全体を把握しながら説明ができるので、野球のルールを教えるのなら、野球盤が役に立ちますね。

ちなみにいろいろとあって、自分の子供には、少年野球チームに入れたりと本格的な野球活動をさせる気は、今のところはないので、これくらい興味を持ってくれれば十分なんです。
本格的に野球を始めるのなら、1年生から入れる少年野球チームもありますし、実際に大勢で野球をやって覚える方がいいと思います。
一般的に小学1年生へどんなことを指導しておられるのかは、実際に見たこともなく、少年野球事情に詳しいわけでもないので、よく知らないのですけどね。試合のマネ事、ルールの説明くらいはするのでは?と思って。

2007.02.12