Column
Vol16: バッティングセンター紹介2
2007年、中日ドラゴンズが日本シリーズに勝利し、その後、アジアチャンピオンにもなりました。
その中日ドラゴンズにもゆかりのあるバッティングセンターを紹介します。
今回は、
岐阜県岐阜市にある日本最古のバッティングセンター
前回のバイパスバッティングスタヂアムよりも更に北西、国道22号線を北上するなら、岐南町で国道21号線に乗り換えて5kmくらい西に行った辺りですかね。
(この道順ですと遠回りですから、実際にいく場合は、もっと南から笠松町や柳津町方向へ向かうと思います。)

21号線より500m程南に、打席数は沢山あるので横方向には長いのですが、打球の飛ぶ縦方向には短い、という横長のバッティングセンターが見えてきます。
(道沿いではないので、ある程度は場所を知っていないと気が付かないと思います。)
これが軟式用のバッティング場で、他にも守備用やら、硬式用やらが近くに点在しているのが特徴的なバッティングセンターがあります。

その名は、「中日バッティングセンター
ここを知ったきっかけは中日新聞の記事で紹介されていたのを見たからですが、そこには中日ドラゴンズが初めて日本一に輝いたのは、ピッチングマシンを最初に取り入れたことが関係しており、このバッティングセンターとの関係が深いといった内容でした。

ここは、中日ドラゴンズ愛用のマシンが置いてあるバッティングセンターであり、また、日本で最初にピッチングマシンを使ってバッティングセンターを始めた、
創業1965年という日本最古のバッティングセンターです。

老夫婦が営んでいて、男子用トイレの水道が今時珍しい捻って流すタイプだったりと、最古にふさわしい、昭和感たっぷりのバッティングセンターでした。
いろいろと変わった感じがして楽しめるのですが、変わったところとしては、今も古いタイプのマシンが展示してありました。
↑1954年に活躍をした
日本最古のバッティングマシン
↑守備用マシン

↑トスマシン

他にも、元阪神タイガースの小林繁投手や、元広島カープの山本浩二選手だったりと昭和の渋いスター選手のサイン色紙が並んでいましたよ。
今時珍しい守備用マシンもありましたね。でも、バッティングにはホームランはありません。
独自の路線で勝負をしている、ちょっと変わったバッティングセンターです。
特に驚いたのは、回数券を5枚買うと、な、な、なんと、今時珍しい、
高木守道さんのサインボールが頂けるサービス!
今時の小学生に、その名前は通用するのだろうか!?その営業戦略はどんだけぇ〜!?

でも、これくらい続いていると、店内にも親子連れがいましたが、親子2代で通ったなんていう方もいらっしゃるのでしょうね。それって、なんかいい感じじゃん。
ああ、それと、行ったからには打ってきましたよ。

今にも雪が降りそうな寒い雨の夜でしたので、この日だけかもしれませんが、若干マシンの調整が甘い感じ。
速度表示が同じでも、ゲージが違うと速度が若干違うように感じましたし、コントロールが悪く、たまに後ろにある板に当たらないような危険球が顔の横辺りをかすめていきました。
よく見ると、ちゃんとヘルメットも置いてあったので、使ったほうが良かったのかもしれません。(^_^;)

でも、これはこれで、すごく楽しかったです。超・実践的でした。
インハイのボールは別として、球が適度に散らばっていて、インローぎりぎりにズバッと決めた時には、思わず空振りをしてしまいました。

珍しい物も見られたしね。興味があれば、皆さんも是非!行くなら、雨の日にどうぞ。

2008.01.14