Column
Vol19: キャッチボールができる公園づくり
2009年、子供に野球をさせてみました。
運動が得意ではない、特に球技が苦手な我が息子ですが、下手なりに楽しそうにやっているので、
親子ふれあいキャッチボール」という企画に参加してみました。

主催で担当は公園緑地課なんていう、そんな課あるのか!?
来年は仕分けされて廃止!なんて妄想させられるような企画なんですが、
後援がこれまた、キャッチボールのできる公園づくり推進会とくれば、怪しい企画か!?
と、世知辛いこのご時勢ですから、疑ったりもするのですが、
他にも(社)日本野球機構(社)日本公園緑地協会の記載があって、
共催(財)日本高等学校野球連盟(社)日本プロ野球選手会(社)全国野球振興会
とまぁ、メジャーどころの名前もあって、真面目な企画のようです。
100組200名の募集に対して、3倍だったかな?
そんな倍率の中、運よく当たったこともあり、
この企画に参加してきました。

参加は無料ですが、
参加をするとキャッチボール用の「ゆうボール」が頂けます。
ついでといってはなんですが、ボールに合わせて
「みんなキャッチボールで育ったんだ
  公園でキャッチボール
   キャッチボールのできる公園づくり」
などと記載された冊子も頂けます。
他にもバッチやシールなどもありました。
その冊子には外で遊ぶ子が減り、室内で遊ぶ子が増え、子供達の体力が低下する時代背景において、
キャッチボールは、体力増加だけでなく、コミュニケーションや社会スキルの習得にも有効だという
ことが記載されていました。

おいらも子供の頃は、公園だけではなく、神社や空き地でキャッチボールをしていましたね。
キャッチボールというより、ゴムボールで野球をする機会が多かったでしょうか。

確かに、道路が増えて空き地が減ってといった環境と、
親の体裁もあって、今時は神社でボール遊びなどしようものなら、きっと怒るでしょうし、
あとは、TVゲームなど、遊ぶものは昔よりも沢山ありますからね。

こういった状況から、ボール遊びをする場所として公園を整備していくことと、
今回のような企画でボール遊びを推進していくというのも必要なのかもしれません。
さて、今回の企画ですが、中日ドラゴンズからOBが4名と、
あとは、市内の軟式野球連盟加入者、いわゆる草野球の方々が協力してくださり、
1グループ25組に分かれて1〜2時間くらいのキャッチボール教室が開始されました。
個人的には
コーチや解説者としての実績をかって藤波行雄さんか、
投げ方を教わるなら投手ということで小島弘務さんがいいなぁ。
なんて思っていたら、
我々のグループは小島弘務さんになりました。
(ナイス!これまた運のいい!!)

わたくし、帰ってから、「やほー」で調べてみましたところ、
今は名古屋ドームの近くに、
焼肉店「ひろむ」を経営されているようですね。
(貧乏サラリーマンには、少し縁がないかな。)

さて、他のグループのことはわかりませんが、 やり方としては、
・全体説明
・個人指導(前半10数組分)
・全体説明(休憩時間という意味もあるのでしょう)
・個人指導(残り10数組分)
といった感じです。

全体説明で教えて頂いた内容は、
・ボールの握り方
・投げるときの体の使い方
・「好きな選手になりきって投げる」といった楽しみ方
・ボールを取るときのグラブの動かし方

といったようなことを、
時折、親子で微笑むような冗談を交えながら、上手に説明してくださいました。
正直、教え慣れてますね。あちこちでやっておられる感じでした。
本人の素質やキャラも合っている感じでとてもよい時間でした。
全体指導をする小島さん
(キャッチボールの楽しみ方)
全体指導をする小島さん
(ボールの握り方)
個別指導をする小島さん
(体の割り方かな?)
全体指導をする小島さん
(ボールの取り方)
趣旨がキャッチボールだけに
まじめにボールを投げるまお
個別指導をする小島さん
(体の回し方かな?)
まぁ、1日、
しかも、2時間程度で1人づつの指導は数分でしたから、
急に上手にはなりませんが、
子供達もまずまず楽しめたのではないでしょうか。

何より、キャッチボールを通じてのコミュニケーションも
大事なわけですからね。

お父さんは、息子とキャッチボールをしたり、
お酒を飲んだりする夢を見る!
昭和チックですかなぁ。?
そして、最後にお手伝い頂いた中日OBの方々との握手会!

子供達はお馴染みがないでしょうから、
ここで喜ぶのは、顔を見てもわかりますが、
おいら達お父さんでしょうな。

こんな企画への参加もたまにはよいものです。

2010.01.17